これからWEB制作のフリーランス活動を始めたいと考えている人は多いでしょう。
しかしながら、フリーランスは全て自己責任になるので、トラブルなどに対して不安を抱いている人も多いはずです。
そこで本記事では、WEBフリーランスが起こすトラブルを7つに厳選して解説しました。
それだけでなく、トラブルを起こさない方法や、仮にトラブルが起きた際の対処法についてもまとめています。
これからWEB制作のフリーランスとして活動していきたいと考えている人は、是非最後までご覧下さい。
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本記事の目次
WEB制作のフリーランスが起こすトラブル
まずは、WEB制作のフリーランスが起こすトラブルを7つ紹介していきます。
これから紹介するトラブルは、多くのWEB制作のフリーランスが経験しているので注意しましょう。
納期が遅れる
フリーランスとして活動するなら納期は絶対に守る必要がありますが、納期遅れをしてしまってトラブルが発生する事例は非常に多いです。
- リソースが手一杯で作業を終えられなかった
- スケジュール管理ができていなくて、単純に納期を忘れていた
- コミュニケーション不足で、クライアント様との納期の設定日に違いがあった
WEB制作のフリーランスが納期遅れする理由は、上記のような原因が挙げられます。
もし納期遅れをしてしまうと、
- 信頼を失って継続案件を頂けない
- 最悪の場合は損害賠償が発生する
などのリスクがあるので注意が必要です。
スキルが足りずに納品できない
自分で営業して案件を受注したにも拘らず、自分のスキル不足で納品できない事例も多いです。
学習するだけでなく案件を回して経験を積むのが良いという意見もありますが、技術不足で納品できないとクライアント様に多大なるご迷惑をお掛けします。
明らかに自分の実力以上の案件は、営業しないようにしましょう。自分が十分に対応できる案件を獲得することが、トラブル防止に繋がります。
僕も20万円でプログラミングスクールに通いましたが、6ヶ月後には普通に回収していて、収入も大きく跳ね上がりました!
何度も修正を受ける
WEB制作はクライアントのイメージに合わないと何度も修正が来るので、トラブルに発展することが多いです。
例えば、最初に提示したデザイン通りにサイトを完成させたとしても、スマホ・パソコンで確認するとイメージが違って修正になることがあります。
他にも、言われた通りに修正しても、イメージと違うという理由で再び修正依頼を受けることも珍しくありません。
修正はお互いに時間・工数が掛かってイライラしてくるので、入念にコミュニケーションを取って最適な過程でクライアントが満足する記事を納品する必要があります。
クライアントと認識が違った
クライアントの認識が違ったという理由で、トラブルになるケースも珍しくありません。
- 修正の対応回数
- 修正による追加費用
- 納期の日程
- 見積もり
上記の認識が違っていると、トラブルになる可能性が極めて高いので注意が必要です。
フリーランス側は、クライアントと意思疎通できているのか確認する為に、定期的にコミュニケーションを取るようにしましょう。
こちらから積極的にコミュニケーションを取って、自分から認識を合わせることが重要ですよ!
クライアント様に飛ばれる
現在はSNSやクラウドソーシングなど、対面でなくても仕事ができる環境なので、発注先の会社について詳しく把握しておらず、納品と同時に飛ばれるというトラブルが発生する可能性があります。
クライアントに飛ばれるリスクを抑える為には、相手の会社の詳細を把握しておくようにしましょう。
住所や電話番号、代表者の名前などを把握しておけば、飛ばれても対応してお金を回収できる可能性が高いです。
飛ばれて対処できない場合の多くは、クライアント様の情報を持っていないことが原因です!
追加依頼に対して費用を提示すると怒られる
案件を受注する際に、作業内容や範囲を明確にしていないことでトラブルになるのが、追加依頼に対する費用です。
クライアント様が対応してくれると思っていた作業に対して追加費用を提示すると、確実にトラブルになります。
しっかりと打ち合わせをして、どの範囲を作業するのか明確にしましょう。また、追加依頼は費用が発生する内容も伝えておくことが大切です。
それ以外の費用が発生した場合は、追加費用が掛かることも伝えておくことが大切です!
著作権など法律に触れる
ホームページに掲載する画像などが著作権に触れて、トラブルになってしまうことがあります。
クライアント様から画像の準備をお願いされたら、著作権の無いフリー画像を利用するようにしましょう。
「ぱくたそ」や「Pixabay」というサイトでは、質の高いフリー画像が多く掲載されているので非常におすすめです。
WEB制作のフリーランスのトラブル対策5選
それでは、WEB制作のフリーランスがトラブルを起こさない為の対策について解説していきます。
契約書を作っておく
契約書を作っておくことで、トラブルが起きた際に自分とクライアント様のどちらが悪いのか明確になります。
クライアント様が悪い場合は、契約書を持っていると裁判で有利になるので、絶対に作っておくようにしましょう。
しかし契約書を作ることによって契約した内容の証明になるのです。
口約束だと証拠を提示するのが難しいので、契約書を交わして保管するようにしておきましょう。
修正回数は決めておく
WEB制作は修正の依頼が多くなる傾向があるので、事前に修正回数を決めておくことが大切です。
修正回数を決めておくことで、クライアント様が慎重に修正箇所を提示してくれます。
もし修正回数を決めていないと、クライアント様が簡単に何度も修正を依頼するので注意しましょう。
追加依頼には費用が必要と伝える
追加依頼には費用が発生すると事前に伝えておくことで、しっかりと作業分の金額を得ることが可能です。
クライアント様の中には、外注に慣れていなくて費用を払ったら何でも対応してくれると勘違いしている人も存在します。
お金に関するトラブルはフリーランスをしていると非常に多いので、しっかりとクライアントに認識させることが大切です。
当たり前のことを自分の判断軸で決めないで、しっかりと伝えることが大切です!
余裕を持ったスケジュールにする
案件を獲得する為に、明らかに難しいスケジュールを組むフリーランスも多いですが、あまりおすすめしません。
納期遅れになるとクライアント様とトラブルになるだけでなく、最悪の場合は損害賠償を求められるケースもあります。
できるだけ納期を早くすることで案件の獲得率が変わるのは事実ですが、余裕を持って遅れることなく納品することが大切です。
絶対に納品できる納期の中で最速の日程を提示しましょう。
クライアント様と入念に打ち合わせする
トラブル防止で最も効果的なのは、クライアント様との入念な打ち合わせになります。
- どのような機能が必要なのか
- いつまでに納品する必要があるのか
- どのようなデザインで構築したいのか
- 文言・画像の準備はどうするのか
- サーバー・ドメインはどちらが契約するのか
- 修正は何度まで対応できるのか
- 納品後のサポートはどれくらいするのか
- 追加作業が必要になった場合、どのように対処するのか
最低でも、上記の部分は聞いておくようにして下さい。
他にも少しでも気になることがあれば、詳細に聞いておくことが大切になります。
WEB制作のフリーランスがトラブルを起こし時は?
フリーランス活動していると、どれだけ気を付けていてもトラブルは起きてしまいます。
そこで、トラブルを起こしてしまった時の対処方法を紹介しておきます。
必死に謝る
こちらが悪い場合は、できるだけ早く真剣に謝ることが大切になります。
もし反論をすると、裁判や入金されないなどのトラブルに発展する可能性があるので、できるだけ早く謝って対応しましょう。
しかしながら、相手が明らかに悪い場合は、謝るのではなく話を聞きながら違う提案を入れることが大切です。
悪くないのに謝ってしまうと、裁判で不利になる場合もあるので注意して下さい。
お互いに言い合いになると未入金などに発展するので、冷静に対応することが大切です!
対処パターンを複数提示
トラブルを起こした場合は、クライアント様が納得できる対処パターンを複数提示して下さい。
例えば納期に遅れた場合は、
- 費用を安くする
- 納期遅れで生じた損額を補填する
- 無料でオプションを提示する
などの対処パターンがあります。
対処パターンを複数提示する際は、クライアント様にメリットがある形にすることで、解決できる可能性を高めることが可能です。
できるだけ多くの対処パターンを提示して、クライアント様を納得させることが大切です。
弁護士に相談する
トラブルがクライアント様との話し合いで解決しない場合は、弁護士に相談しましょう。
- 明らかに必要以上の損害賠償が求められている
- 案件を納品したにも拘らず、入金されない
上記のような、金銭が関わっているトラブルは弁護士に相談することをおすすめします。
ちなみに、トラブルが起きても真摯に対応すれば、弁護士にまで発展することは基本的に無いので安心して下さい笑
まとめ
この記事では、WEB制作のフリーランスが起こすトラブルや対策、トラブルが起きた時の対処方法について解説していきました。
フリーランス活動をしていると、会社員・アルバイト時代とは違って全て自己責任で解決しなければいけません。
トラブルが起きない為の対策も重要ですが、万が一トラブルが起きた時の対処方法も検討しておきましょう。